前回までは、
初任者研修の申し込みから受講、修了までについて書いてきました。
今回は、
「そもそも初任者研修は必要なのか?」
という点について書いていきたいと思います。
無資格・未経験でも介護職にはなれる
未経験で介護職になろうかな、と思ったとき、
多くの人はまず求人サイトを確認するのではないでしょうか。
実際に見てみると分かる通り、
無資格・未経験でも雇ってくれる職場はあります。
※なお、2026年現在は無資格者に
「認知症介護基礎研修」の受講が義務づけられていますが、
今回の話とは少し目的がずれるため、ここでは割愛します。
私は「就業前に修了しておく」派です
これはあくまで私個人の意見ですが、
初任者研修は、就業前に修了しておいたほうがいい
と感じています。
理由はシンプルで、
初任者研修で学ぶ内容は、
介護における本当に基礎中の基礎だからです。
ただ、実際に現場に出てみると、
正直なところ
基礎だけでは追いつかない場面がたくさんあります。
それでも初任者研修が必要だと思う理由
「じゃあ、受けなくてもいいじゃん」
と思われるかもしれません。
でも、相手は高齢者です。
- ちょっとした動作で大きなけがにつながる
- 不適切な対応で感染症を広げてしまう
そんなリスクが、日常的にあります。
初任者研修では、
そうした危険について
根拠や理論をもとに教えてもらえるんですよね。
私の場合ですが、
根拠や理論が理解できていないと、
なかなか実践に反映できないタイプです。
「なぜその介助をするのか」
「なぜその声かけが必要なのか」
それが分かっているかどうかで、
現場での判断力は大きく変わると感じています。
取得のタイミングや方法はいろいろある
私が就職した訪問介護事業所では、
初任者研修を取得したあとに採用面接を受けました。
一方で、
- 内定後に
「学費は会社で出すから、初任者研修を受けてきてね」
というケース - ハローワークの職業訓練で取得する方法
など、取得の仕方やタイミングはさまざまです。
学費を自己負担せずに済む方法も意外とありますので、
費用面で悩んでいる方は、一度調べてみるといいと思います。
ちなみに私の場合は、
いったん自己負担し、修了後に初給料と一緒に清算される形でした。
周りの話を聞いても、このパターンが多い印象です。
無資格で現場に入るとどうなる?
もちろん、無資格でも
働きながら覚えていくことはできます。
ただ、現場は想像以上にスピード感があります。
先輩も忙しく、
「とりあえず見て覚えてね」
となることも少なくありません。
そのときに、
- 用語が分からない
- 基本動作が分からない
状態だと、正直かなり不安です。
初任者研修を受けていると、
少なくとも
「聞いたことがある」「少し触れたことがある」状態
でスタートできます。
この差は、
実際に働き始めてみると
思っている以上に大きいと感じました。
まとめ:迷っているなら「基礎を先に」
無資格・未経験でも介護職に就くことはできます。
それでも私自身は、
可能であれば
就業前に初任者研修を修了しておくことをおすすめします。
介護の仕事は、
人の生活や命に直接関わる仕事だからこそ、
最初に「基礎」を知っているかどうかは大きな差になります。

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