まず、介護業界で働こうと思った場合、
多くの方は 初任者研修 を受講されると思います。
そして、それが終わったあとに、
「仕事に就く前に、上位資格である実務者研修も受けておいたほうがいいのかな?」
と考える方も、たまに見かける印象です。
実務者研修は、初任者研修なしでも受けられる
ここで、よくある勘違いについて触れておきます。
実務者研修は、初任者研修を修了していなくても受講可能です。
介護未経験でも、受講資格に制限はありません。
ただし、個人的には
いきなり実務者研修を受けることは、あまりおすすめしていません。
実務者研修は「介護福祉士」前提の研修
実務者研修の正式名称は、
**「介護福祉士実務者研修」**です。
これは、国家資格である
介護福祉士を受験するために必須となる研修。
介護福祉士になるルートはいくつかありますが、
多くの方は、
- 介護職として 3年間の実務経験 を積む
- 実務者研修を修了する
- 介護福祉士国家試験を受験する
という流れを選ばれています。
実務者研修、早く取ったほうがいい?
私自身も最初、
「実務者研修、早めに取ったほうがいいのかな?」
と思って職場に聞いてみました。
そのときの反応がこちら。
- 訪問介護の職場
→「国試を受ける年に受けたほうがいいよ。期間が空くと忘れるから」 - デイサービスの職場
→「うちは初任者も実務者も給料変わらないから、どっちでもいいよ」
正直、こんな感じでした。
職場によっては
「入社したらすぐ実務者を取ってね」
というところもあるかもしれませんし、
実務者研修を取ることで給与が上がる会社もあります。
ただ、求人サイトをざっと見た印象では、
そこまで大きな差があるようには感じませんでした
(時給で10円程度、というケースも多い印象です)。
未経験で実務者研修は、正直きつい
初任者研修を受けていたとき、
講師の先生がこんな話をしていました。
「たまに未経験で、初任者研修も受けずに
実務者研修を受けに来る人がいるけど、正直大変だよ。
受講資格に制限はないけど、講義内容は経験者向けだからね」
また、初任者研修を修了していると、
実務者研修で一部の科目が免除されます。
この点を考えても、
段階を踏んだほうが負担は少ないと感じます。
費用と期間の面でも、まずは初任者研修から
少し後ろ向きな話になりますが、
実務者研修は 初任者研修よりも期間が長く、費用も高めです。
万が一、
「介護、ちょっと合わないかも…」
と感じた場合、
実務者研修まで一気に進んでいると、
少し損した気分になるかもしれません。
そのため個人的には、
まずは“お試し”のつもりで初任者研修からスタートする
ことをおすすめします。

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